"MATCHBOX" SERIES No.41 FORD G.T.
お久しぶりですまるたです。
すっかり忘れてましたこのブログ。思い出した記念に書いておこうと思います。
今回のお題はまたもやリサイクルショップで見つけてきたゴミミニカーシリーズです。シリーズ?って思った方はこちら!(隙あらば宣伝)ギンギラギンにサイバーチック - 丸太小屋
マッチボックスのフォードGT40です。
マッチボックスには今でもGT40のラインナップがありますが、これはどうやら1960年代の物らしいです。
Superfastと呼ばれるシリーズ物で、同僚にはマスタングやカプリ、ロータスヨーロッパが居たようで、またホットウィールのぐるぐる回るアレ(名前が分からない)みたいなのも売られてたらしいです。ちなみにこの頃のマッチボックス社はかなりホットウィール社に対抗意識を燃やしていたらしく素っ頓狂なデザインとか色合いとか採用してたらしいです。それでファンが怒って後の経営破綻に繋がったとか。深夜アニメっぽいですね。
ボディの具合やあっちこっちに向いてしまったタイヤから察するにこのGT40は何世代にも渡って遊ばれてきたミニカーっぽいです。
個人的にミニカーは飾って愛でるよりも子供にガンガン遊ばれてる方がミニカーとしては本望なんじゃないか。って思うのでこういうボロボロなミニカーを見ると嬉しくなりますね。(無傷のミニカーを大量に飾りながら)
イングランド製。
先述した通りマッチボックス社は経営破綻に陥った後ブランドが中国だったりアメリカだったりの企業に買われたり売られたりしているので製造国がイングランド、中国、タイ、ブルガリアなどなど沢山あります。
ミニカーを探す時は車種だとかメーカーで見るのも良いですけれどこういった製造国に注目してみるのも面白いかもしれませんね。
緑シャシーなんていうのは今のミニカーじゃ中々見ないので新鮮です。実際このGT40を買う決め手となったのはこの色です。
このGT40、リサイクルショップのジャンクコーナで110円で回収してきた物ですが、海外の通販サイトでは4500円くらいで取引されてたりしてビックリしました。
マッチボックス社がホットウィール社に真っ向勝負を挑んだ時に産まれたSuperfastシリーズ。当時こそウケませんでしたが、今ではこうして高値が付いたり、2019年にはシリーズ50周年のお祝いをしたりとなんだかんだ受け入れられているみたいです。
こうやって何気なく手に取った1台から歴史を紐解いていくことが出来るのも、ミニカーの魅力ですね。
こいつには出身地から遠く離れた日本の飾り棚で余生を過ごして貰おうと思います。
それでは。
前回まで連載していたZは不慮の事故でパーツが一部無くなってしまい絶賛放置中です。とはいえなんとかなりそうではあるのでなんとかしたいと思います…。